2009年 07月 30日
LAMY 2000 |
始めに見たのは何年前だったか、キャップをはめた状態ではなにやらサインペンのようだけれど、キャップを外すと妖しく光る銀色の部分が現れて一気にクールで知的な姿となる。そのクールさは鮮烈ですっかりやられてしまった。
当時よくこのラミー2000のことはよく知らなかったけれど、調べてみると来る2000年を見据えて1966年にデザインされたことが分かった。
1966年というと日本の田舎には蒸気機関車が現役で走っている頃だ。その時代にこのデザインをしたというのは凄い。
もう2000年を通り越して2009年なのだけれど、未だに古くさいとか終わってる感じがしないのはどういう魔法なのか?
細部を見ていくとボディーに施したヘアライン処理が知的なこざっぱり感を出しているようだし、控えめに見えるインクの残量を知らせる半透明の小窓も現代的な感じを出している。
ドイツデザイン恐るべし。
シャープな外観から連想される書き味は堅くて神経質そうなのだけれど、実際に紙にペン先を走らせると意に反して柔らかく大らかな書き味。
この冷たそうなんだけれど、実際接してみるとひたすら優しい。こういうギャップに男は弱いのだ。(違うかぁ)
僕の持っているラミー2000の個体が当たりだったのか分からないけれど、字が下手なりに自分で頭の中で思い描いたものより上手な字が書ける、字が上手なペンなのだ。
ごくごく希にこういう字が上手なペンに出会えるけれど、それは尊くて授かり物のように思えてしまう。
そんなこんなで、自分の中では妙に評価の高いラミー2000。他にもセルロイドや樹脂の色彩鮮やかなそれは美しいペンや味わい深いペンなども持っているけれど、最後に一本だけ残すのはどれですか?と聞かれたらラミー2000です。と言ってしまうかもしれません。
当時よくこのラミー2000のことはよく知らなかったけれど、調べてみると来る2000年を見据えて1966年にデザインされたことが分かった。
1966年というと日本の田舎には蒸気機関車が現役で走っている頃だ。その時代にこのデザインをしたというのは凄い。
もう2000年を通り越して2009年なのだけれど、未だに古くさいとか終わってる感じがしないのはどういう魔法なのか?
細部を見ていくとボディーに施したヘアライン処理が知的なこざっぱり感を出しているようだし、控えめに見えるインクの残量を知らせる半透明の小窓も現代的な感じを出している。
ドイツデザイン恐るべし。
シャープな外観から連想される書き味は堅くて神経質そうなのだけれど、実際に紙にペン先を走らせると意に反して柔らかく大らかな書き味。
この冷たそうなんだけれど、実際接してみるとひたすら優しい。こういうギャップに男は弱いのだ。(違うかぁ)
僕の持っているラミー2000の個体が当たりだったのか分からないけれど、字が下手なりに自分で頭の中で思い描いたものより上手な字が書ける、字が上手なペンなのだ。
ごくごく希にこういう字が上手なペンに出会えるけれど、それは尊くて授かり物のように思えてしまう。
そんなこんなで、自分の中では妙に評価の高いラミー2000。他にもセルロイドや樹脂の色彩鮮やかなそれは美しいペンや味わい深いペンなども持っているけれど、最後に一本だけ残すのはどれですか?と聞かれたらラミー2000です。と言ってしまうかもしれません。
by qpmi
| 2009-07-30 11:30
| 万年筆